家元、同志社にて講演


  平成29年12月2日(土)、京都市上京区にある同志社大学を会場に、第22回 同志社国際主義教育講演会が行われ、千 宗室家元が「いつでもどこでも一期一会」と題した講演をされました。
  学校法人同志社は、教育理念の一つに掲げる「国際主義」に基づいて国際主義教育委員会を設置し、毎年、学生・生徒・教職員および一般市民の方々を対象とした講演会を開催。今回は、同大の客員教授であり、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 文化・教育委員会委員なども務める家元が講演を担当されました。




  学校法人同志社の総長・理事長 八田英二氏による主催者代表挨拶に続いて、登壇された家元は、日常の社会生活や自身の経験のなかから多彩な実例を挙げながら「いつも私が自分に言い聞かせているのは、人生にリセットはきかないということ。毎日が本番で、どんな一日にも意味があります。“始めの準備 後始末”の心がけと感謝の念を常に心に置くことで、一期一会というものが皆さん方の生活にも染み込んでいくと思います」と語りかけ、約130名の参加者は熱心に耳を傾けていました。