大宗匠、国立京都国際会館50周年記念シンポジウムにて特別講演




  平成28年12月13日(火)、「国立京都国際会館50周年記念シンポジウム〜日本発の英知を世界へ そして未来へ〜」が開かれ、千 玄室大宗匠が「国際会館の未来へ」と題して特別講演をされました。

  建設当初より同館の理事を務めた大宗匠は、共に国際会館発展のため尽力した人達との当時の思い出を紹介しながら歴史を振り返り、さらに今後一層の活用のために求められる設備や機能について提言。結びに「世界各地から集う方々を迎える際、殊更『もてなそう』と躍起になる必要はありません。困っている人がいたら声をかける、荷物を持ってあげるといったさり気ない思いやりが大切なのです。上辺だけでない心からの歓待ができれば、京都の良さ、この会館の素晴らしさが来館者の胸に刻まれるでしょう」と語られ、約200名の参加者からは大宗匠へ大きな拍手が送られました。