千 玄室大宗匠、全国保育士養成協議会全国大会講演




  9月5日(水)、京都府宇治市の文教学園宇治キャンパスにおいて、平成24年度全国保育士養成セミナー 全国保育士養成協議会第51回研究大会が開催され、大宗匠が『生きることの大切さ−前向きの姿勢−』と題して特別講演に臨まれました。




  講演に立たれた大宗匠は、「戦後、学校教育の場では先生と生徒の関係が徐々に希薄になってきたようです。かつては“先生の生徒”であり、“生徒の先生”でありました。しかし、昨今は“先生と生徒”、“生徒と先生”のように一見すると対等のようで、実は対立の関係を生み出してしまっています」と話されました。また、「保育士の皆さまには、児童の目線に立って一体感をもち、次代を担う若者たちの長所を伸ばしていっていただければと存じます。皆さまの姿からも、きっと多くのことを学んでくれることでしょう」と力強く語りかけられました。
  参加者は熱心に聴き入り、講演後には大きな拍手が贈られました。

  会場には京都北支部担当の呈茶席が設けられ、参加者に一碗が呈されました。