彩の国青松会発会式
―記念茶会と家元講話―


  6月19日、川越市にある中院において(社)朝霞青年会議所・(社)川越青年会議所・(社)西入間青年会議所による茶道同好会「彩の国青松会」の発会式が開催され、千 宗室家元が講話をされました。
  記念茶会では、彩の国青松会が担当する薄茶席が設けられ、各地より参集した青年会議所茶道同好会の会員や地元の淡交会会員が一碗を楽しみました。




  茶会後には家元が講話され、「創成期の青年会議所(JC)は、戦後、精神的にも肉体的にも大変な中で、日本のために何かをしたいという気持ちで活動し、先輩方がその想いを受け継いでこられたからこそ、JCは今日まで続いてきたのだと思います」と話されました。また、記念茶会についても触れられ、「茶会では、この地に関わりの深いお道具やお菓子が用いられていましたが、地元のものに目を向けてこそ、地域社会の発展につながります。地元に目を向け、埋もれているものがあれば新たに掘り起こしていくということは、創成期の日本JCの活動と繋がるところがあるのではないでしょうか。本日、JCと淡交会がともに集われたことをきっかけに、連絡を取り合いながら活動していってください」と結ばれました。




  また、講話終了後には懇親会も開催され、各地からの青年会議所参加者と淡交会会員が懇親を深めました。