清香妙嘉大姉 仙台市名誉市民40周年記念 仙庵茶会
千 玄室大宗匠 宮城支部特別講演会




  10月4日、仙台市の茶室「仙庵」において、千 玄室大宗匠のご母堂である故千 嘉代子様(清香妙嘉大姉)が昭和44年に仙台市名誉市民の称号を受けられてから40年という節目を記念する茶会が催され、大宗匠が出席されました。
  また、記念茶会に併せて大宗匠による特別講演会が行われ、宮城支部(藤井 黎支部長)をはじめ県内各地の会員のほか、一般市民など約1000名が集いました。

  仙庵は、14代淡々斎宗匠の夫人として宗匠とともに今日の裏千家の礎を築かれ、お茶を通じての人間形成を提唱された清香妙嘉大姉が、仙台市名誉市民の称号を受けられた記念に同市に寄贈された茶室です。
  この度の茶会では、阿部宗正今日庵業躰担当の濃茶席、宮城支部副支部長の鎌田宗州氏担当の薄茶席が懸けられ、大宗匠は奥山恵美子仙台市長はじめ来賓の方々とともに一碗を楽しまれました。


濃茶席 薄茶席




  午後4時からは、勝山館にて特別講演会が行われ、大宗匠が「母の想い出」と題して講演をされました。




講演会には多数の学生・生徒も出席


  講演会後に催された懇親会には、奥山恵美子仙台市長、伊達家十八代当主 伊達泰宗氏(宮城支部顧問)、長谷川吉茂東北地区地区長、仙台商工会議所顧問 笹原荘介氏(同支部顧問)をはじめ多数の来賓のほか、役員・会員など総勢270人が出席。
  大宗匠を囲んで懇親の和が広がりました。


藤井 黎支部長の開会の挨拶