社団法人乙訓青年会議所 茶道同好会「乙訓青松会」
5周年記念茶会




  10月10日、京都府長岡京市の光明寺において、社団法人乙訓青年会議所茶道同好会 乙訓青松会5周年記念茶会が開催されました。この茶会に向け、乙訓青松会の皆さんは茶碗の作陶や茶杓削りなどに取り組み、また地元の竹を割って菓子器として使用するなど、手作り感溢れる茶会づくりに努められました。




  当日は千 宗室家元もお祝いに駆けつけられ、茶会終了後、各地より出席した青年会議所茶道同好会会員に向けて講話をされました。
  青年会議所のOBである家元は、「青年会議所(JC)に入会したとたんに青年経済人になったつもりになってしまう会員もいます。しかし、40歳で卒業するまでの間にJCの会員らしい人間になれば良いのです。自分を律することの出来ない日本人が増えるなか、お茶の世界では子どもから年配の方まで、皆それぞれのレベルで自分を律することができます。皆さんも心の背筋を伸ばして、仁・義・礼・智・信の五常の心をもってお茶を楽しんでください」と説かれ、出席者は熱心に聴き入りました。
  講話の後は会場を移して懇親会が行われ、家元は各地の青年会議所からの参加者と懇親を深められました。