千 玄室大宗匠
神道時事問題研究会第500回・創立40周年記念講演会




  8月21日、千 玄室大宗匠は、ホテルニューオータニ(東京)において催された神道時事問題研究会第500回・創立40周年記念講演で、「神仏のこころと一碗のお茶」をテーマに講演をされました。
  同会は、花園神社の片山文彦宮司、高円寺・氷川神社の山本雅道宮司により昭和43年(1968)に発足。神社神道と住民との結びつきから歴史、日本人論、宗教間の対話など様々なテーマを取り上げ、月1回研究会を開催しています。
  大宗匠は、ご自身の戦争体験や大徳寺での修行などについて話され、「私たちは神、仏の恵みによって平和の中で暮らせることに、感謝を捧げるべきではないでしょうか。お茶碗は地球、中の緑のお茶は自然です。一碗の緑と自分が一体化することで、この大自然の中に生かされている有難さがわかるのです」と語りかけられました。