国連北東アジアさいたまシンポジウム
大宗匠が記念講演




  6月25日、千 玄室大宗匠は、さいたま市大宮区にある大宮ソニックシティにおいて講演されました。この講演会は、26日より開催される「第1回国連北東アジアさいたまシンポジウム」を記念したものですが、同シンポは石川県金沢市において1995年より継続されている事業。今般、さいたま市での初めての開催にあたり、前日に大宗匠講演会が行われ、一般市民ら約300人が聴講しました。

  講演は午後2時に開会。大宗匠は、この日午前ポーランド訪問から帰国されたばかり。講演は、「平和外交」と題して話し進められ、ポーランドの印象も交えて、茶道の海外普及の豊富な経験から、「一碗の緑は平和の心が込められている。世界中どこでも、その心があれば言葉は違っても通じ合えるのです」と話され、茶道の和の心と、国際交流の大切さを強く説かれました。