千 宗室家元、楽洛キャンパスで講義
京都が誇る伝統文化を楽しく学ぶ




  千 宗室家元は、3月5日、「楽洛キャンパス」の講師を務められました。
  「楽洛キャンパス」(主催・京都商工会議所、JTB西日本)は、新しい体感型学習プランとして開講されたもので、京都市上京区にある同志社大学今出川校を会場に各界の専門家や大学教授が講師となり、「京都の文化」「京都の歴史」の2コース40講座が設けられ延べ2000人が参加しました。

  家元の講義は、「京都の文化」コースの初日に「伝統文化(茶道)」として1時間半。楽洛キャンパスの参加者に加え、同志社大学学生ら160人が聴講しました。
  「一期一會」と題して話し始められた家元は、茶道の精神や、利休居士より続く侘び茶の歴史を語られながら、日本の伝統文化を分かりやすく解説されました。




  この日は、続いて筒井紘一氏(今日庵文庫長)による講義「千家十職について」が行われたほか、午後からは、課外講座として裏千家茶道会館・茶道資料館での茶道体験。参加者らは、楽しく茶の湯を学び体験する一日となりました。