風薫る五月晴れとなったゴールデン・ウィークの5月3日、千 玄室大宗匠は、東京国際フォーラムに於いて開催された「第9回サードエイジ・フォーラム」にて基調講演をされました。
「サードエイジ」とは、年齢にとらわれずいつまでも何かやりがいのある事柄を持ち続け活動してアクティブに人生を送る人々に対する尊称で、日本には高齢者に敬意を込めて中立的に呼ぶ言葉がないため、「サードエイジ」と呼ばれているもの。人の世話になる子供時代が「ファーストエイジ」、家族や社会のために働く時代を「セカンドエイジ」、退職して自分のための時間、お金、智慧を使いエンジョイする時期を「サードエイジ」としています。
1999年4月より、「アクティブ・エイジング・キャンペーン実行委員会」(山口 峻宏 代表)が中心となって「アクティブ・エイジング・キャンペーン」が始まり、「サードエイジ」という言葉が社会的に浸透してくるようになった今、参加登録者が26,000名を超える有数の社会運動となっています。
今回、9回を迎えるフォーラムは午後12時30分より開会。大宗匠は広い会場を埋め尽くした3,900人の聴衆を前に「一碗から平和を(ピースフルネスを)」の演題で、1時間にわたり基調講演をされ、参加者に深い感銘をもたらしました。 |