大分で茶道文化講演会
〜 家元を迎え、和やかに 〜



  千 宗室家元は、2月19日、裏千家淡交会大分支部主催による茶道文化講演会に臨まれました。
  大分支部(岩崎泰也支部長)は、昨年10月に開催された第49回九州地区大会の主管を成功裏に務めましたが、大会前日の14日に納屋宗淡宗匠(財団法人今日庵副理事長・社団法人茶道裏千家淡交会副会長)が急逝されたため、家元の出席は叶いませんでした。今回改めて講演会開催の運びとなったものです。
  前日の18日に大分入りされた家元は、支部の正副支部長らと懇談。
  翌19日午前11時より大分東洋ホテルにおいて昼食会の後、会場の大分県立総合文化センターにおいて、支部担当の呈茶席へ。和親棚でのもてなしで一碗を喫されました。



  午後1時からの講演会は、学校茶道の学生たちや一般市民らも含めた1200人が聴講。
  家元は、「一碗のお茶を楽しむ」という茶道の原点について、時折ユーモアを交えながら分かりやすく語られました。
  講演後は、基準点前解説が行われ、支部会員にとっては地区大会の余韻に加え、より充実した講演会となりました。



講演後の基準点前解説