国士舘大学 21世紀アジア学部開設記念
千 宗室家元特別講演
─21世紀を担う学生たちに熱いメッセージ─


  5月30日、千 宗室家元は東京都町田市にある国士舘大学鶴川校舎にて21世紀アジア学部開設を記念する特別講演会に臨まれました。お家元は去る4月1日、国士舘大学から同学部開設に伴い、名誉博士学位を贈られており、今回が初めての講演となりました。
  講演会場には、全学部(21世紀アジア学部、政経学部、法学部、文学部、短期大学)より定員を遥かに上回る約600人近い学生が来場し、熱心に聴講。
  お家元は『茶の心と平和』と題する講演で自らの戦争体験から、「一碗からピースフルネスを」のターゲットを掲げて半世紀に及ぶ海外への茶道布教活動の経験を語られるとともに、 "一碗の茶"でいかに多くの人々に尽くすことができるか、21世紀を担う学生たちに希望と声援を送られました。
  アジア学部では4月から茶道講座がスタートし、アジア各国からの留学生を含む31名が受講しており、大学側の茶道への期待がますます大きくなっていくようです。


千 宗室名誉博士による特別講演


西原春夫理事長によるお家元の紹介 特別講演を受ける学生たち


会場は聴講学生で満員、随所で
立ち見の学生の姿が見られました
講演後、学生から花束贈呈