千 宗室家元、特別講演会が開かれる

 10月3日、東京都千代田区の国立教育会館虎ノ門ホールにおいて、千 宗室家元の特別講演会が開かれました。 講演は次代を担う青少年茶人の育成の一助となればと淡交会関東第一地区、青年部関東第一ブロック、関東第一学校茶道連絡協議会と関東裏千家学生茶道研究会が共催したもので、 会場は淡交会会員はじめ青年部会員、学校茶道関係者、高校・大学生の茶道部員など約1300人ものあふれんばかりの聴衆で一杯となりました。
 内海 倫地区長の開会の挨拶に続いて家元が1時間にわたる講演をされ、会場は感動の熱気につつまれた夕べとなりました。聴衆の中には家元の話に熱心に聞き入る大相撲片男波部屋の玉の島関の姿も見られました。 講演後、特別に青年部会員・学校茶道の学生、生徒に点前指導の時間が設けられ、盛会有意義のうちに終了しました。


千 宗室家元の講話


内海 倫関東第一地区長の開会挨拶 青年部・学校茶道の点前指導




聴衆は若い世代が中心 熱心に聞き入る玉の島関
(部屋の若い衆がお茶の稽古をされているとか)