住吉大社献茶式
―千 宗室家元奉仕―


  令和2年9月18日(金)、住吉大社(大阪市住吉区)において、千 宗室家元ご奉仕による献茶式が参列者なしで執り行われました。




  「摂津国一之宮」の社格を持つ同社は、全国2,300余りある住吉社の総本社です。古くから航海や厄除けなどの神様として庶民に親しまれ、現在でも初詣には毎年200万人を超える参拝者が訪れます。「住吉祭」は、大阪の数多い夏祭りを締めくくる伝統行事として有名ですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各祭典・神事の規模を縮小して斎行し、関係団体による奉納行事はすべて取りやめとなりました。




  午前10時、家元は本殿に進み、点前座に着座。神職らが見守る中、濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神へ献じられました。