生國魂神社献茶式
―伊住宗陽様奉仕―


  令和元年10月28日(月)、生國魂神社(大阪市天王寺区)において、千 宗室家元ご名代の伊住宗陽様奉仕による献茶式が執り行われました。




  同社は、国土の神とされる生島大神(いくしまのおおかみ)・足島大神(たるしまのおおかみ)をお祀りし、かつては現在の大阪城の地に鎮座していました。宮中の祭祀に深く関わるなど古くは貴族的・国家的性質の強い神社でしたが、大阪城築城に伴って現在の地に遷座されてから、しだいに庶民の信仰を集めるようになり、現在も縁結びや心願成就の神様として地元の人々から親しまれています。




  午前10時、宗陽様は本殿に入り、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。
  献茶式に際して、澄心軒に大阪北支部(丹羽健二名誉支部長・老分、大林剛郎支部長・老分)担当の本席、玉秀庵に同青年部担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席(大阪北支部担当) 副席(大阪北青年部担当)