石清水八幡宮献茶式

―千 宗室家元奉仕―

令和元年10月6日(日）、石清水八幡宮(京都府八幡市）において、千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。

八幡宮とは、応神天皇・比�淘蜷_(ひめおおかみ）・神功皇后の三神をお祀りする神社を指し、全国におよそ2万社あるとされています。同社は平安時代前期、八幡宮総本社の宇佐神宮(大分県宇佐市）から勧請され創建。以来、皇室から遠国の宇佐神宮に代わりに篤い崇敬を受けてきました。年間を通して古式ゆかしい祭典や行事が100余り斎行され、なかでも石清水祭は、葵祭(賀茂御祖神社・賀茂別雷神社）、春日祭(春日大社）とともに三大勅祭の一つに数えられています。

午前10時、家元は、家元夫人とともに本殿に入り、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。  　献茶式に際して、社務所書院に今日庵担当の本席、回廊に拝服席、石清水会館には京都東支部(内田昌一名誉支部長・佐竹力總支部長)担当の副席、京都北支部(富田謙三支部長)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。

本席(今日庵担当）	拝服席(今日庵担当）

副席(京都東支部担当）	立礼席(京都北支部担当）