天皇陛下御即位奉祝 亀山八幡宮御鎮座1160年記念献茶式




  令和元年9月19日(木)山口県下関市の亀山八幡宮にて、天皇陛下御即位奉祝 亀山八幡宮御鎮座1160年記念献茶式が、千 宗室家元の奉仕により執り行われました。
  亀山八幡宮は、平安時代、八幡神が宇佐神宮(大分県宇佐市)から石清水八幡宮(京都府八幡市)に勧請される途次、当時島だった亀山の麓に船を停泊した際、ご神託により勅使が国主に宮殿造営を命じたことに始まります。ご祭神には応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、仁徳天皇が奉斎され、朝廷、大内・毛利藩主の宗敬厚く、下関六十ヶ町の氏神「関の氏神」として親しまれています。
  同宮での献茶式は、御鎮座1100年を記念して鵬雲斎大宗匠(当時若宗匠)が奉仕して以来、62年ぶりとなりました。
  午前10時に開式、家元は本殿へ進み、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げました。




  献茶式に際して、儀式殿に林 芳正 下関支部支部長(参議院議員)担当の濃茶席、同支部担当の薄茶席が下関グランドホテルに設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席薄茶席


◇懇親会
  献茶式の前夕には、下関支部主催による懇親会が下関市の春帆楼にて開催。
  主催者を代表して林支部長の挨拶、続いて家元の挨拶がありました。来賓として下関市長の前田晋太郎氏、衆議院議員で西中国地区顧問の河村建夫氏(代理 森 義勝山陽小野田事務所所長)、亀山八幡宮宮司の竹中恒彦氏の挨拶があり、西中国地区地区長の野村興兒氏(萩支部支部長)の発声により乾杯、参加者は家元を囲んで和やかに懇親を深めました。


林支部長 挨拶


前田市長 挨拶 森所長 挨拶


竹中宮司 挨拶野村地区長による乾杯の発声


  周防支部副支部長の藤井佑三氏(淡交会参事)の中締めの挨拶で締めくくられました。


藤井副支部長 中締めの挨拶