住吉大社献茶式
―千 敬史様奉仕―


  令和元年9月10日(火)、大阪市住吉区の住吉大社において、千 宗室家元名代の千 敬史様ご奉仕による献茶式が執り行われました。




  「摂津国一之宮」という社格を持つ同社は、全国2,300余りある住吉社の総本社です。古くから航海や厄除けなどの神様として庶民に親しまれてきました。現在も初詣には多くの人が訪れ、三が日の参拝者は毎年200万人を超えます。また、年間を通じて多数の神事や例祭が今なお格式を保ったまま続けられています。中でも7月中旬の「神輿洗神事」に始まる一連の夏の大祭は、大阪三大夏祭の一つとして有名で、地域の人々や国内外からの観光客で賑わいます。




  午前10時、敬史様は本殿に進み、点前座に着座。多くの参列者が見守る中、濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神へ捧げました。
  献茶式に際して、神館に大阪東支部(立野純三支部長)担当の本席、吉祥殿に同青年部担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席(大阪東支部担当) 副席(大阪東青年部担当)