中宮寺献茶式
―千 敬史様奉仕―


  平成31年4月7日(日)、中宮寺(奈良県斑鳩町)において、千 宗室家元ご名代の千 敬史様奉仕による献茶式が執り行われました。
  法隆寺東伽藍夢殿に隣接する中宮寺は聖徳宗の門跡尼寺です。山号を法興山と称し、斑鳩尼寺や法興尼寺の別名があります。聖徳太子が、母である穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)の願いを受けて創建したと伝えられ、ご本尊の木造菩薩半跏像は国宝に指定されています。




  午前10時、敬史様は本堂に進まれ、点前座に着座。多くの参列者が見守る中、濃茶と薄茶を謹点し、ご本尊に捧げました。




  献茶式に際して、本殿奥御殿に今日庵担当の薄茶席、鳩和殿聖光庵に奈良支部(筒井寛昭支部長)担当席、本殿広間に中宮寺御流香輪会担当の席がそれぞれ設けられました。


今日庵席


奈良支部担当席 中宮寺御流香輪会担当席