伏見稲荷大社献茶式
―千 宗室家元奉仕―


  平成30年10月24日(水)、伏見稲荷大社(京都市伏見区)において、千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。




  同社は、全国に3万社あると言われる稲荷社の総本宮です。和銅4年(711)の鎮座とされ、古くは五穀豊穣や国家安泰を朝廷が祈願し、江戸時代になると商売繁盛・家内安全・芸能上達などの神として庶民から広く信仰を集めました。現在も初詣には近畿地方で最も多い参拝者が訪れています。
  午前10時、家元は、家元夫人、千 敬史様、伊住禮次朗様とともに本殿に入られ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、社務所に今日庵担当の拝服席、「松の下屋」に京都南支部(平井義久支部長)担当の副席、儀式殿2階に京都西支部(黒田正名名誉支部長・中澤忠嗣支部長)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


拝服席(今日庵担当)


副席(京都南支部担当) 立礼席(京都西支部担当)