多賀大社献茶式

―千 敬史様奉仕―

平成30年10月16日(火)、多賀大社(滋賀県犬上郡多賀町)において、千 宗室家元ご名代の 千 敬史様の奉仕による献茶式が執り行われました。

日本の国土と八百万の神々の創造主である伊(い)邪(ざ)那(な)岐(ぎ)大(おお)神(かみ)・伊(い)邪(ざ)那(な)美(み)大(おお)神(かみ)をお祀りする同社は、古くから「お多賀さん」の名で親しまれ、延命長寿や縁結びの神様として多くの人々の信仰を集めてきました。深い木立に囲まれた社殿の奥には、太閤秀吉の寄進により造営された「奥書院庭園」があり、国の名勝に指定されています。

午前10時、敬史様は家元夫人とともに本殿に入り、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。  　献茶式に際して、参集殿二階の「梅菊の間」と「莚寿の間」に、滋賀支部(河本英典支部長)担当の協賛席が設けられ、参列者に一碗のお茶が呈されました。

協賛席(梅菊の間)	協賛席(莚寿の間)