石清水八幡宮献茶式
―伊住公一朗様奉仕―


  平成30年10月6日(土)、石清水八幡宮(京都府八幡市)において、千 宗室家元のご名代、伊住公一朗様による献茶式が執り行われました。




  男山の山頂に鎮座する同宮は、貞観2年(860)の創建とされ、平安京の裏鬼門に位置することから、都の守護として人々の信仰を集めてきました。宇佐八幡宮(大分県)、筥崎宮(福岡県)とともに日本三大八幡宮の一つに数えられています。創建から幕末までは神仏習合の宮寺として「石清水八幡宮護国寺」と称し、多くの堂宇が山麓に所在する壮大な様は、「徒然草」の逸話にも登場します。本殿をはじめ楼門など10棟の建造物が国宝に指定されています。




  午前10時、公一朗様は、伊住禮次朗様とともに本殿に入られ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。
  献茶式に際して、社務所書院に今日庵担当の本席、回廊に今日庵担当の拝服席、石清水会館に大阪南支部(廣田元孝支部長)担当の副席、同じく石清水会館に大阪南青年部担当の立礼席が設けられ、今日庵老分の原田 収氏をはじめとする参列者に一碗が呈されました。


本席(今日庵担当) 拝服席(今日庵担当)


副席(大阪南支部担当) 立礼席(大阪南青年部担当)