瑞巌寺本堂落慶法要献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  平成30年6月24日(日)宮城県松島町の瑞巌寺にて、千 玄室大宗匠奉仕による瑞巌寺本堂落慶法要献茶式が執り行われました。
  瑞巌寺は、平安時代に天台宗の寺として創建。鎌倉時代には北条氏の保護を受け臨済宗へ改宗。江戸時代には伊達政宗により衰退した寺が再建され、以来、伊達家の菩提寺となりました。現存する本堂、御成玄関、庫裡、回廊は国宝に、御成門、中門、太鼓塀は国の重要文化財に指定されています。
  平成20年から開始された平成の大修理並びに震災被害を受けた参道の復旧工事が終了し、この度、落慶法要が執り行われました。
  午前10時に開式、大宗匠は本堂へ進み、点前座に着座。本尊の聖観音菩薩、政宗公へ濃茶・薄茶を謹点されました。




  献茶式に際して、鎌田文惠氏(宮城支部名誉支部長)担当の濃茶席、岡崎宗豊氏(宮城支部参与)担当の薄茶席、聖和学園高等学校担当の香煎席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席 薄茶席


香煎席


◇懇親会
  献茶式の前夕には、宮城支部主催による懇親会が仙台市の勝山館にて開催。
  聖和学園短期大学ハンドベル部OGによる演奏で開宴し、主催者を代表して鎌田名誉支部長の挨拶、続いて大宗匠の挨拶がありました。来賓として郡 和子仙台市長、長谷川吉茂東北地区長(今日庵老分・山形支部支部長)、西村明宏衆議院議員(宮城支部顧問)の挨拶があり、土井 亨衆議院議員の発声により乾杯、参加者は大宗匠を囲んで和やかに懇親を深めました。


ハンドベル演奏


鎌田名誉支部長 挨拶


郡市長 挨拶 長谷川地区長 挨拶


西村衆議院議員 挨拶 土井衆議院議員による乾杯の発声


  中野正志参議院議員(宮城支部顧問)、熊谷 大利府町長からも挨拶があり、佐藤宗博宮城支部幹事長の中締めの挨拶で締めくくられました。


中野参議院議員 挨拶 熊谷町長 挨拶


佐藤幹事長 挨拶


◇茶席
  懇親会前には、宮城青年部担当の呈茶席が設けられ、大宗匠は心づくしの一碗を楽しまれました。