松尾大社献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  平成30年6月21日(木)、松尾(まつのお)大社(京都市西京区)にて、千 宗室家元奉仕による遷宮奉祝記念の献茶式が執り行われました。

  同社は、松尾山の山頂近くの磐座(いわくら)にご祭神・大山咋神(おおやまくいのかみ)を祀ったことがその始まりとされています。5世紀頃には、来住した渡来人・秦氏の総氏神として仰がれました。室町時代末期以降は「日本第一酒造神」と称され、現在も酒造家の厚い信仰を集めています。

  午前10時、家元は千 敬史様、伊住公一朗様と共に本殿に進み、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げました。




  献茶式に際して、客殿に京都北支部(西村彦兵衛名誉支部長・富田謙三支部長)担当の本席が、参集殿には松尾大社献茶会担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席(京都北支部担当) 副席(松尾大社献茶会担当)