知恩院献茶式
―千 敬史様奉仕―




  平成30年4月25日(水)、浄土宗総本山 知恩院(京都市東山区)において、千 宗室家元名代の千 敬史様奉仕による献茶式が執り行われました。

  同寺は、浄土宗開祖・法然上人終焉の地である東山大谷に設けられた上人の墓所がその始まりです。徳川家康により菩提所と定められた同寺は、江戸幕府の手厚い保護のもと、諸堂が拡張整備されました。現在、国宝の御影堂大修理のため、諸行事は上人の御影が遷座された法然上人御堂 (集会堂)で行われています。

  午前10時、敬史様は、千 玄室大宗匠、伊住公一朗様と共に法然上人御堂に進み、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、上人の御影に捧げられました。




  献茶式に際して、白寿庵に拝服席(今日庵担当)、眞葛庵に京都東支部(内田昌一名誉支部長・佐竹力總支部長)担当の副席、和順会館に京都西支部(黒田正名名誉支部長・中澤忠嗣支部長)担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


拝服席(今日庵担当)


副席(京都東支部担当) 副席(京都西支部担当)