湯島天満宮献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  平成30年4月9日(月)、湯島天満宮(東京都文京区)において、千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。

  湯島天満宮は、雄略天皇2年(458)創建の、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を奉斎した「湯島神社」が始まりとされています。その後、南北朝時代の正平10年(1355)に郷民により菅原道真公を合祀。徳川家康が江戸入城の折に朱印地を寄進して以来、徳川家から篤く崇敬されました。現在では、受験生をはじめ、学業成就を願う多くの人々が参拝に訪れています。

  午前10時、家元は本殿に進み、点前座に着座。千 敬史様はじめ多くの参列者が見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、東京第一東支部(押見守康支部長)により、参集殿には濃茶席(吉田宗雅副幹事長担当)と薄茶席(玉井宗美副幹事長担当)、回廊には立礼席(青年部・学校茶道担当)が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(吉田宗雅氏担当) 薄茶席(玉井宗美氏担当)


立礼席(青年部・学校茶道担当)