明治神宮献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  平成29年10月13日(金)、明治神宮(東京都渋谷区)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同宮は、明治天皇とその皇后である(しょう)(けん)皇太后(こうたいごう)ご夫妻の遺徳を偲び、ご夫妻を祀る神社として大正9年(1920)、代々木の地に官幣大社として創建されました。内苑は神宮御鎮座にあたり、全国青年団の勤労奉仕により造園整備されたもので、国中から献木された約17万本の木によって鬱蒼とした森が形成されています。
  午前10時、家元は、千 敬史様とともに、本殿に進まれ、点前座に着座。多くの参列者の見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、桃林荘に今日庵老分の井田純一郎氏(東京第五西支部副支部長)担当の濃茶席が、客殿に平川 泰氏(同支部顧問)担当の薄茶席が、回廊に青年部関東第一ブロック担当の立礼席が設けられ、大谷宗裕様、本庄八郎老分(淡交会理事・関東第一地区地区長・東京第三西支部名誉支部長)など、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(井田純一郎氏担当) 薄茶席(平川 泰氏担当)


立礼席(青年部関東第一ブロック担当)