西宮神社献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  平成29年4月19日(水)、西宮神社(兵庫県西宮市)において、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、西宮市の中央に鎮座し、地名の由来ともなりました。3000社以上ある日本のえびす宮の総本社です。三連(さんれん)春日造(かすがづくり)という珍しい構造の本殿には、向かって右の第一殿に主祭神のえびす大神(蛭児(ひるこ)大神(おおかみ))を、中央の第二殿には天照大御神と大国主大神を、左の第三殿には須佐之男大神を祀っています。本殿後方一帯の境内えびすの森は、兵庫県の天然記念物に指定されています。
  午前10時、この日に満94歳を迎えられた大宗匠は本殿前に進まれ点前座に着座。多くの参列者が見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点し、ご祭神へ捧げられました。






  献茶式に際して、社務所2階に阪神支部(樽谷清孝支部長)担当の副席が、会館2階「福の間」に神戸第二支部(角南忠昭支部長)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


副席(阪神支部担当) 立礼席(神戸第二支部担当)