三輪明神広島分祠献茶式
―伊住公一朗様奉仕―




  平成29年4月16日(日)、三輪(みわ)明神(みょうじん)広島分(ひろしまぶん)()(広島市西区)において春季大祭が斎行されるなか、千 宗室家元のご名代伊住公一朗様の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、奈良県桜井市の三輪山に鎮座する三輪明神大神(おおみわ)神社の御霊(みたま)を分祀して創建された神社です。ご祭神の大物(おおもの)(ぬし)大神(のおおかみ)は、国造りの神様として、農業をはじめとするすべての産業を開発し、交通、航海、縁結びなど世の中の幸福を増し進めることを計られた、人間生活万般にわたる守護神とされています。
  午前9時30分、公一朗様は本殿へと進まれ、点前座に着座。多くの参列者が見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、「三輪櫻山荘」2階「華の間」に川西宗隆氏(広島第一支部)担当の薄茶席が、同3階「葵の間」に竹内宗節氏(広島第二支部)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


薄茶席(川西宗隆氏担当) 立礼席(竹内宗節氏担当)


  なお献茶式前日には、「伊住公一朗様を囲む会」が開催されました。