湯島天満宮献茶式
―千 敬史様奉仕―




  平成29年4月14日(金)、湯島天満宮(東京都文京区)において、千 宗室家元のご名代
千 敬史様奉仕による献茶式が執り行われました。
  同宮は、雄略(ゆうりゃく)天皇の勅命により天之手(あめのた)力雄(ちからお)(のみこと)を奉斎した「湯島神社」が創建されたのがその始まりとされます。南北朝時代の正平10年(1355)に郷民により菅原道真公が合祀されてからは、「湯島天神」の名称で知られるようになりました。徳川家康の江戸入城後、家康から朱印地が寄進されたことにより、徳川家から篤く崇敬を受け、江戸・東京における代表的な天満宮となりました。今も受験生のみならず、学業成就を願う多くの人々が参拝に訪れ、賑わいをみせています。平成12年3月、「湯島神社」から「湯島天満宮」へと社名を改めました。
  午前10時、敬史様は本殿に進まれ、点前座に着座。伊住公一朗様はじめ多くの参列者の見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、会館2階に金井宗繁氏(東京第二東支部副幹事長)担当の濃茶席、同1階に椿 邦司氏(同支部副支部長)担当の薄茶席、回廊に東京第二東青年部・同学校茶道連絡協議会担当の立礼席が設けられ、本庄八郎氏(老分・関東第一地区地区長)、岡野光喜氏(老分・東京第五西支部長) 、小坂 敬氏(老分・東京第五東支部長)、井田純一郎氏(老分・東京第五西支部副支部長)などの参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(金井宗繁氏担当) 薄茶席(椿 邦司氏担当)


立礼席(東京第二東青年部・同学校茶道連絡協議会担当)