生田神社献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  平成29年3月22日(水)、生田神社(神戸市中央区)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、(じん)(ぐう)皇后(こうごう)元年(201)に創建されたと伝えられる古社で、ご祭神の(わか)(ひる)女尊(めのみこと)(あま)(てらす)大御神(おおみかみ)の幼名とも、妹神とも言われています。境内北側には、源平の古戦場「生田(いくた)(もり)」が広がり、健康長寿・縁結びなどのご利益がある社として知られています。
  午前10時、家元は拝殿に進まれ、点前座に着座。千 敬史様、伊住公一朗様・禮次朗様はじめ、多くの参列者の見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、境内の神泉亭に大野宗美氏(神戸第二支部参与、名誉師範)担当の本席が、生田神社会館の2階「布引の間」に神戸第一支部(若林邦昌名誉支部長・辰馬章夫支部長)担当の副席が、同3階「菊梅の間」に裏千家生田会幹事一同担当の拝服席が設けられ、樽谷清孝近畿第三地区地区長をはじめとする参列者に一碗が呈されました。


本席(大野宗美氏担当) 副席(神戸第一支部担当)


拝服席(裏千家生田会幹事一同担当)