宇治興聖寺献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  10月2日(日)、宇治興聖寺(京都府宇治市)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  この度の献茶式は栄西禅師、明恵上人、並びに茶業功労者の功績をたたえて行われる「宇治茶まつり(主催:宇治茶祭奉賛会)」の一環として行われたものです。当日は、献茶に先立ち豊臣秀吉が宇治川の水を使い茶会を開いたという故事にならった「名水汲み上げの儀」や「茶壷口切の儀」が執り行われました。
  午前10時、家元は本殿に入られ、濃茶一碗を謹点。栄西禅師、明恵上人はじめ茶業功労者に捧げられました。


名水を運ぶ行列 茶壷口切の儀




  献茶式に際して、興聖寺に京都南支部(平井義久支部長)担当の本席、宇治神社に京都北支部(西村彦兵衛支部長)担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席(京都南支部担当) 副席(京都北支部担当)