出雲大社献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  9月30日(金)、出雲大社(島根県出雲市)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、日本最古の歴史書「古事記」にその創建が記されている古社です。「古事記」に記される国譲り神話では、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その時に造営された天日隅宮(あまのひすみのみや)が同社の始まりとされています。また、主祭神の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は縁結び・福徳の神として地域の人々に親しまれています。
  午前10時30分、家元は千 万紀子さん、伊住公一朗氏、伊住禮次朗氏、大谷宗裕氏(淡交会理事)とともに本殿に入られ、濃茶・薄茶二碗を謹点。ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、おくにがえり会館に島根支部(絲原コ康支部長)担当の拝服席、社務所に境港支部(板倉周二名誉支部長・庄司尚史支部長)担当の薄茶席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


拝服席(島根支部担当) 薄茶席(境港支部担当)