日吉大社献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  5月29日(日)、日吉大社(滋賀県大津市)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  「山王(さんのう)権現(ごんげん)」とも呼ばれる同社は、西本宮には国土を開拓・統治したとされる大己(おおなむ)(ちの)(かみ)を、東本宮には比叡山の地主神である大山昨(おおやまくいの)(かみ)が祀られています。その由来は『古事記』上巻に記載されるように神代(かみよ)の昔にさかのぼります。平安京(京都)遷都により、都の表鬼門を守護する神社として広く崇敬を集めました。
  午前10時、家元は家元夫人、千 万紀子さんとともに西本宮拝殿に進まれ、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、日吉会館には滋賀支部(河本英典支部長)担当の協賛席、慈光院に木村宗光氏(同支部)担当の薄茶席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


協賛席(滋賀支部担当) 薄茶席(木村宗光氏担当)