川崎大師献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―


  4月10日(日)、「川崎大師」の名で知られる金剛山金乗院平間寺(へいけんじ)(神奈川県川崎市)において、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同寺は、大治3年(1128)に平間兼乗(ひらまかねのり)が海から引き揚げた弘法大師の木像を本尊として高野山の尊賢上人とともに一寺を建立した事が始まりとされます。成田山新勝寺、高尾山薬王院とともに真言宗智山派の三大本山として知られ、毎年正月には初詣の参拝客で賑わうことでも有名です。
  午前10時、大宗匠は大本堂に入られ濃茶・薄茶2碗を謹点、ご本尊の厄除弘法大師尊像に捧げられました。




  献茶式に際して、川崎支部(斎藤文夫支部長)担当の濃茶席のほか、茶席が4席設けられ、参列者に心のこもった一碗が呈されました。


拝服席(平間寺茶道教室担当) 本席(川崎支部担当)


薄茶席(川崎青年会議所担当) 立礼席(川崎支部琢磨青年部担当)


呈茶席(川崎支部学校茶道連絡協議会担当)