北海道神宮献茶式
−千 宗室家元奉仕−




  6月23日、北海道神宮(札幌市中央区)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同宮は明治2年9月1日に明治天皇の詔により、北海道の開拓・発展の守護神として大国(おおくに)(たまの)(かみ)大那牟遅(おおなむちの)(かみ)少彦(すくなひこ)名神(なのかみ)の三柱を鎮斎し、「札幌神社」として創建されました。その後、昭和39年に明治天皇を増祀した際に「北海道神宮」と改称されました。同宮の約18万平方メートルの境内地は桜の名所として知られ、市民に親しまれています。

  午前10時、家元は伊住公一朗氏、大谷宗裕氏(淡交会理事)とともに本殿に入られ、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、直心亭に秦 宗里氏(札幌第一支部参与)担当の拝服席、参集殿に帯広支部(林 光繁支部長)担当の薄茶席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


拝服席(秦 宗里参与担当) 薄茶席(帯広支部担当)