白山比盗_社献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  5月26日、白山比(しらやまひめ)神社(石川県白山市)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は霊峰白山をご神体とし、菊理媛神(くくりひめかみ)伊弉諾神(いざなぎのかみ)伊弉冉神(いざなみのかみ)がご祭神として祀られています。その創建は今から2000年以上前の祟神(すじん)天皇の時代と伝えられ、延長5年(927)に記された「延喜式」にも名社として挙げられています。古来「下白山(しもしらやま)」と呼ばれた本社は、「加賀一ノ宮」として尊敬され、現在でも「白山(しらやま)さん」として多くの人々に親しまれています。
  午前10時、家元は伊住公一朗氏、大谷宗裕氏(淡交会理事)とともに拝殿に入られ、献炭に続き、濃茶・薄茶二碗を謹点されご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、参集殿に石川支部担当の拝服席、白山講記念会館に小田禎彦支部長担当、遊神館に同支部担当の協賛席が設けられ、参列者に心のこもった一碗が呈されました。


協賛席(小田禎彦支部長担当) 協賛席(石川支部担当)