川崎大師献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  4月11日、「川崎大師」の名で知られる平間寺(へいけんじ)(神奈川県川崎市)において、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同寺は、大治3年(1128年)に、平間兼乗(ひらまかねのり)という武士が海から引き揚げた弘法大師空海の木像を本尊として高野山の尊賢上人とともに一寺を建立し、兼乗の姓・平間から平間寺と名づけたのが始まりとされます。高尾山薬王院、成田山新勝寺とともに真言宗智山派の関東三本山の一つとして知られています。
  午前10時、大宗匠は大本堂に入られ濃茶・薄茶二碗を謹点し、本尊の弘法大師尊像に捧げられました。




  献茶式に際して、川崎支部(斎藤文夫支部長)担当の濃茶席のほか、茶席が4席設けられ、参列者に心のこもった一碗が呈されました。


拝服席(平間寺茶道教室) 本席(川崎支部)


薄茶席(川崎青年会議所) 立礼席(川崎支部橘樹青年部)


呈茶席(川崎支部学校茶道連絡協議会)