池上本門寺献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  11月6日、東京都大田区の池上本門寺において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  日蓮宗の開祖である日蓮聖人は、病気療養のために常陸国に向かわれる途中、弘安5年(1282)に武蔵国池上(現在の東京都大田区池上)の郷主・池上宗仲の館で入滅されました。後に宗仲が寄進した土地に開かれた同寺は、日蓮聖人入滅の霊場として篤い信仰をあつめ、現在も多数の参詣者が訪れます。
  午前10時、大堂に入られた家元は濃茶・薄茶二碗を謹点し、ご本尊に捧げられました。




  献茶式に際して、大堂下大広間に田口宗寛氏(東京第四西支部参与)担当の濃茶席、長栄の間、松涛次の間、松涛の間に、小野清子氏(同支部副支部長)、大沢宗保氏(大田区裏千家同門の会)、池上本門寺あゆみ会がそれぞれ担当する薄茶席が設けられました。


濃茶席(田口宗寛氏担当)薄茶席(小野清子氏担当)


薄茶席(大沢宗保氏担当)薄茶席(池上本門寺あゆみ会担当)