生田神社献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  9月24日、神戸市中央区の生田神社において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、神功皇后元年(201年)に創建され、稚日女尊(わかひるめのみこと)天照大御神(あまてらすおおみかみ)の幼名であると伝えられる)をお祀りしています。生田神社の「生」は「生きる」「生まれる」と読むことから、健康長寿のご利益があるといわれていますが、同社の社殿が水害や空襲、震災の被害から度々復興しているため、「蘇る神」としても信仰を集めています。

  午前10時、家元は本殿に入られ、献炭に続いて濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、神泉亭に村田正雄氏(神戸第二支部長)担当の本席、布引の間に神戸第一支部(若林邦昌支部長)担当の副席、菊蘭の間に裏千家生田会担当の拝服席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席


副席 拝服席