大宮氷川神社献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  6月3日、大宮氷川神社(埼玉県さいたま市)において、千 宗室家元奉仕による献茶式が行われました。
  同社は、2000年以上の歴史をもつといわれ、かつての大宮市の地名の由来にもなった「大いなる宮居」、すなわち「大宮」として称えられました。須佐之男命すさのおのみこと稲田姫命いなだひめのみこと大己貴命おおなむちのみことを祀り、日本でも指折りの古社として信仰を集めています。
  午前10時、家元は神楽殿に入られ、濃茶・薄茶二碗を謹点され、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、鳳凰の間に勝谷宗弘氏(埼玉県支部副幹事長)担当の濃茶席、孔雀の間に川本宗圭氏(同支部幹事)担当の薄茶席、呉竹(くれたけ)(そう)階上に青木宗芳氏(同支部幹事)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(勝谷宗弘氏担当) 薄茶席(川本宗圭氏担当)


立礼席(青木宗芳氏担当)