大宮八幡宮献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―


  5月23日、東京都杉並区に鎮座する大宮八幡宮において、千 玄室大宗匠奉仕による献茶式が執り行われました。
  同宮は、康平6年(1063年)に源頼朝公の祖父にあたる源頼義公が奥州を平定して凱旋するおりに、京都の石清水八幡宮より御分霊をいただいてこの地に創建されました。12,000坪の広大な境内を持つため「大宮」と呼ばれ、秩父の大宮(秩父神社)、足立の大宮(大宮氷川神社)とともに武蔵国の三大宮と称されています。
  同宮到着後、大宗匠は鎌田紀彦宮司や来賓の方々と大宮八幡幼稚園の呈茶席に入られ、微笑ましい姿の園児達が点てたお茶を召し上がりました。






  午前10時、本殿に入殿された大宗匠は、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、清涼殿に岡田宗厚氏(東京第七東支部支部長)による濃茶席、神泉亭に山川宗孝氏(同支部参与)による薄茶席、境内に同支部青年部による立礼席、大宮八幡幼稚園による呈茶席がそれぞれ設けられ、終日参列客でにぎわいました。


濃茶席(岡田宗厚氏担当) 薄茶席(山川宗孝氏担当)


立礼席(東京第七東支部青年部担当) 呈茶席(大宮八幡幼稚園担当)