薬師寺献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  4月2日、薬師寺(奈良市)において千 宗室家元奉仕の献茶式が執り行われました。
  同寺は天武天皇9年(680年)に天武天皇が発願され、文武天皇元年(697年)に持統天皇によって開眼された法相宗の大本山です。創建当時は藤原京に建てられましたが、和銅3年(710年)の平城遷都に伴い養老2年(718年)に現在の地に移されました。平成10年(1998年)には古都奈良の文化財として世界遺産に登録されています。

  午後1時からの法要に続いて、家元が濃茶・薄茶2碗を謹点、ご本尊の薬師三尊像に捧げられました。




  献茶式に際して、まほろば会館に今日庵席が、西廻廊に奈良支部(松久保秀胤支部長)担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


今日庵席 副席(奈良支部担当)