北海道神宮献茶式
―千 宗室家元奉仕―
9月30日、爽秋の北海道神宮(札幌市中央区)において、千 宗室家元奉仕の献茶式が執り行われました。
同宮は、明治2年に明治天皇の
詔
(
みことのり
)
により創建され、北海道の開拓・発展の守護神として大国魂神
(おおくにたまのかみ)
、大那牟遅神
(おおなむちのかみ)
、少彦名神
(すくなひこなのかみ)
が祀られています。明治4年、現在の位置に社殿が建てられ「札幌神宮」と名付けられましたが、昭和39年に明治天皇を
増祀
(
ぞうし
)
し「北海道神宮」と改められました。
午前10時、拝殿に入られた家元は、濃茶・薄茶2碗を謹点、ご祭神に捧げられました。
献茶式に際して、直心亭に山田宗節氏(札幌第三支部幹事長・名誉師範)担当の拝服席、参集殿に岩見沢支部担当の薄茶席が設けられ、参列者に心のこもった一碗が呈されました。
拝服席(山田宗節氏担当)
薄茶席(岩見沢支部担当)