大阪天満宮献茶式
― 千 宗室家元奉仕 ―


  11月7日、大阪市北区にある大阪天満宮にて、千 宗室家元奉仕による献茶式が厳修されました。

  平安時代中期に村上天皇の勅命で建立された同宮には、学問の神様・菅原道真が祀られています。過去何度も火災に遭っており、現在の本殿は天保14(1843)年に再建されたものです。毎年7月24日・25日に行われる天神祭は千年以上の歴史を誇る、大阪の夏を象徴する神事のひとつとなっています。

  午前10時、権現造の本殿に進まれた家元は、献炭に続いて濃茶・薄茶二碗を謹点し、ご祭神に捧げられました。

献炭される家元




  献茶式に際して、参集殿大広間に大阪南支部(吉本晴彦支部長)担当の本席、天満宮会館に大阪南支部青年部連絡会担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席





副席