多賀大社献茶式
― 千 宗室家元奉仕 ―




  10月22日、滋賀県犬上郡多賀町に鎮座する多賀大社において、千 宗室家元奉仕により献茶式が執り行われました。

  同社のご祭神は、伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の親神。奈良平安時代には公家、鎌倉から江戸時代には武家の信仰厚く、延命長寿の神様として、「お多賀さん」の愛称で現在も親しまれています。

  午前10時、本殿へ参進された家元は、濃茶・薄茶の二碗を謹点しご祭神に捧げられ、滋賀支部はじめ近畿地区内の同門社中は合掌の心を重ねました。








  献茶式に際して、参集殿において、前田宗音氏(滋賀支部副幹事長)担当の本席が「菊の間」に、滋賀支部 (河本英典支部長)の副席が「莚寿の間」に設けられ、参列者は秋の清々しい一碗を味わいました。


本 席


副 席