身延山久遠寺献茶式
― 千 玄室大宗匠奉仕 ―


  10月23日、山梨県南巨摩郡身延町の身延山久遠寺において、千 玄室大宗匠奉仕により献茶式が厳修されました。
  日蓮宗の総本山である身延山久遠寺は、法華経の読誦(どくじゅ)と門弟たちの教導に尽力、法華経に命を捧げた日蓮聖人が祀られています。日蓮聖人の入滅以来700年有余年の間、法灯は絶えることなく、廟墓は歴代住職によって守られています。
  献茶式には、7月に請待された第92世内野日総法主のもと、淡交会山梨支部会員ら約800人が参列。午前11時、祖師堂へ着座された大宗匠は濃茶・薄茶の二碗を謹点し、祖師日蓮上人へ捧げられました。




  献茶に際して、新書院に山梨支部(高野孫左ヱ門支部長)担当の濃茶席、旧書院に身延山玄妙会による薄茶席が設けられました。


  濃茶席(山梨支部担当)   薄茶席(身延山玄妙会担当)