櫻井神社献茶式
― 千 宗室家元奉仕 ―




  9月24日、兵庫県尼崎市に鎮座する櫻井神社において、千 宗室家元により献茶式が執り行われました。
  同社は歴代の尼崎城主をご祭神とし明治15年に建立された神社で、昭和36年に現在の西三の丸跡に遷宮。12代城主忠告公の歌碑や天守閣の棟瓦、巽櫓のシャチ瓦、尼崎市々章の原形となった槍の鞘等、創建に関わる諸種の文化財が保存されています。




  今年は、尼崎城主10代櫻井忠喬公250年祭を記念して献茶式が厳修されました。午前10時に本殿へ参進された家元は、多数の同門社中が見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に献じられました。




  献茶式に際して、社務所にて櫻井宗幸氏(淡交会理事)・櫻栄会による濃茶席、アルカイックホテルあやめの間にて阪神支部(樽谷清孝支部長)・武庫東青年部(星住宗佳部長)・武庫西青年部(守谷宗礼部長)担当の薄茶席が設けられました。



濃茶席




薄茶席