白山比盗_社献茶式
千 宗室家元奉仕
霊峰白山にて厳かに


  5月16日、富士山・立山と並んで古来より「日本三名山」の一つとして仰がれる霊峰・白山の麓、石川県鶴来町に鎮座する加賀一宮・白山比盗_社にて、千 宗室家元奉仕による献茶式が行われました。


神 門


  「白山さん」として多くの人々に親しまれている白山比盗_社は、北陸鎮護の大社で、全国に3000余社ある白山神社の総本社として、白山信仰の中心となっています。崇神天皇時代の創建と伝える同社は、白山全体が御神体にあたり、祭神は菊理媛神(くくりひめのかみ)、伊弉諾神(いざなぎのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)。

  午前10時、本殿に入られたお家元は、諸儀の後、多くの同門社中の見守る中、濃茶・薄茶の二碗を謹点し、ご祭神に献じられました。


献茶式 拝殿全景


  また、拝殿横では淡交会石川支部(嵯峨逸平支部長)の拝服席、白山講記念会館では同支部の崖 宗暢幹事長担当の協賛席(濃茶席)、斎館では同支部の大島宗翠副幹事長担当の協賛席(薄茶席)が設けられ、参列者は心のこもった一碗を楽しみました。


協賛席(濃茶席)    


協賛席(薄茶席)