薬師寺献茶式
千 宗之若宗匠ご奉仕


  好天に恵まれた4月3日、奈良市西ノ京の法相宗大本山・薬師寺において、花会式に伴う献茶式が千 宗之若宗匠の奉仕により厳修されました。
  同寺は天武天皇の発願により698年に藤原京に建立され、のち遷都とともに平城京へと移り以後、南都七大寺の一つとして重きをなしてきました。
  午後1時からの式では、諸儀の後、若宗匠は金堂前舞台に特設の点前座に参進、濃茶・薄茶二碗を謹点され、ご本尊の薬師三尊像に捧げられました。
  奈良支部による薄茶席、青年部による野点席が設けられました。